経皮的肺がんラジオ波焼灼療法
けいひてき はいがん らじおはしょうしゃくりょうほう
適応症
原発性または転移性肺がん(切除が困難なものに限る。)
技術の実施期間
2004/12/01~2013/10/31
療養内容
原発性・転移性の肺悪性腫瘍に対し、CTガイド下に経皮的に電極を刺入して誘電加熱により腫瘍を焼灼する。外科的治療と比較して患者への負担が少ないため、全身状態が悪く外科的治療の困難な症例でも施行可能であり、入院日数も短縮される。また、多発の悪性病変で外科的治療にて根治性が期待できない症例でも有効。さらに、マイクロ波凝固療法と比較して1回の穿刺での焼灼範囲が広く、刺し直しの回数が少なくて済むという利点もある。