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【監修】北里大学医学部小児科学教授
北里大学病院副院長(教育・研究・倫理担当)
石倉 健司

当サイト「先進医療の実績」に掲載しておりましたグラフ「患者数と先進医療にかかる費用の総額の推移」において、2022年度の費用総額および2023年度の費用総額・患者数に誤りがございました。
誤って掲載していた内容は以下のとおりです。
・2022年度の費用総額
誤:約151億円 → 正:67億円
・2023年度の費用総額
誤:約765億円 → 正:101億円
・2023年度の患者数
誤:144,281人 → 正:144,282人
現在は正しい数値に基づいたグラフへ差し替えております。
ご覧いただいた皆さまには、不正確な情報をお伝えしてしまいましたことを深くお詫び申し上げます。

「先進医療A」と「先進医療B」

先進医療には、「先進医療A」と「先進医療B」があります。「先進医療A」は、薬機法上の承認・認証・適用がある薬剤や医療機器を用いた医療技術です。また、承認などが得られていない検査薬などを使用する先進医療技術のうち、人体への影響が極めて小さいものも、「先進医療A」として分類されます。一方、「先進医療B」は、薬機法上の承認などが得られていない薬剤や医療機器を用いた医療技術です。

先進医療のなかには、保険診療への導入が決まり先進医療でなくなる医療技術や、さまざまな要因から先進医療から削除(承認取消)される医療技術、新たに追加される医療技術もあるため、承認技術は随時変動しています。

実施医療機関数、患者数、先進医療にかかる費用の総額の推移

2006年に先進医療がスタートしてから、先進医療を実施している医療機関は年々増加していましたが、2020年には大幅に減少しました。 その主な要因として、実施医療機関数の多かった技術が先進医療から削除されたことが挙げられます。2022年から先進医療に不妊治療関連技術が加わり、実施医療機関数と患者数、先進医療にかかる費用の総額いずれも、急増しています。

先進医療の実施医療機関の推移(過去5年間)

先進医療の実施医療機関の推移(過去5年間)

※ 1施設で複数の先進医療技術を実施している場合でも、1施設として計上。

患者数と先進医療にかかる費用の総額の推移(過去5年間)

先進医療にかかる費用の総額と患者数の推移(過去5年間)

年間実施件数の多い先進医療技術

  • 順位

    先進医療技術名

    年間実施件数

    平均技術料

    実施医療機関数

  • 1

    タイムラプス撮像法による受精卵・胚培養

    98,871件

    41,608円

    307機関

  • 2

    子宮内膜刺激術

    28,090件

    36,638円

    203機関

  • 3

    強拡大顕微鏡を用いた形態学的精子選択術

    17,209件

    20,376円

    90機関

  • 4

    ヒアルロン酸を用いた生理学的精子選択術

    16,278件

    31,783円

    188機関

  • 5

    膜構造を用いた生理学的精子選択術

    14,845件

    43,293円

    220機関

1件あたりの自己負担金額(技術料)が高額な先進医療技術

  • 順位

    先進医療技術名

    年間実施件数

    平均技術料

    実施医療機関数

  • 1

    腫瘍治療電場療法

    2件

    9,274,735円

    2機関

  • 2

    周術期デュルバルマブ静脈内投与療法

    33件

    6,505,772円

    10機関

  • 3

    抗腫瘍自己リンパ球移入療法

    1件

    6,188,220円

    1機関

  • 4

    自己軟骨細胞シートによる軟骨再生治療

    1件

    4,045,186円

    1機関

  • 5

    重粒子線治療 ※1

    303件

    3,189,452円

    7機関

※1 この「重粒子線治療」の適応症は、「肺・縦隔腫瘍、消化管腫瘍、肝胆膵腫瘍、泌尿器腫瘍又は転移性腫瘍(いずれも根治的な治療法が可能なものに限る。)」です。

*このページの図表は、厚生労働省・第149回先進医療会議「令和7年度実績報告」(2024年7月1日~2025年6月30日)を参考に作成しています。