パクリタキセル静脈内投与(一週間に一回投与するものに限る。)及びカルボプラチン腹腔内投与(三週間に一回投与するものに限る。)の併用療法
ぱくりたきせる じょうみゃくないとうよ(いっしゅうかんにいっかいとうよするものにかぎる。)および かるぼぷらちん ふくくうないとうよ(さんしゅうかんにいっかいとうよするものにかぎる。)のへいようりょうほう
適応症
上皮性卵巣がん、卵管がん又は原発性腹膜がん
技術の実施期間
2010/05/01~2022/03/31
療養内容
局所麻酔または硬膜外麻酔下の小開腹を行い、腹腔ポートを留置する。このポートより、カルボプラチンを腹腔内に直接投与する。また、全身化学療法としてパクリタキセル経静脈内投与を併用する。
この化学療法は21日間を1コースとして行い、パクリタキセルは第1日目、第8日目及び第15日目に標準量(80mg/m2 )を経静脈投与、カルボプラチンを第1日目に標準量(※AUC6 (mg/L)・h)を腹腔内投与し、計6コースを行う。
※AUC : area under the blood concentration time curve(薬物血中濃度-時間曲線下面積)