マルチプレックス遺伝子パネル検査(難治性固形がん)
まるちぷれっくす いでんしぱねるけんさ(なんちせいこけいがん)
適応症
難治性固形がん(ステージがⅢ期若しくはⅣ期で手術が不能なもの又は治療後に再発したものであって、治療法が存在しないもの又は従来の治療法が終了しているもの若しくは従来の治療法が終了予定のものに限り、肉腫を除く。)
技術の実施期間
2018/10/01~2021/09/30
療養内容
本研究は、本技術の性能を探索的に評価するために、大阪大学医学部附属病院及び協力医療機関において、16 歳以上で全身状態良好(ECOG performance status:0-1)の治癒切除不能の進行・再発の難治性固形がんを有し、標準治療がない、標準治療が終了している、もしくは終了が見込まれる患者で、説明・同意文書で同意を得た患者を対象とする。
がん組織のホルマリン固定パラフィン包理(FFPE)ブロックを研究試料とする。本がん遺伝子パネル検査を次世代シーケンサー(Ion PGM TM Dx Sequencer)で行うことにより、個々の患者の治療選択のための検査としての臨床的有用性について検討する。