適応症
卵巣がん、卵管がん、腹膜がんまたは境界悪性卵巣腫瘍(摘出が可能なものに限る。)
技術の実施期間
2025/03/01~
療養内容
手術の概要は従来行われて来た腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術全摘術のステップで行う。
① 付属器の摘出
② 子宮の摘出
③ 必要に応じて腹腔鏡下に骨盤リンパ節の郭清および傍大動脈リンパ節の郭清
④ 大網の切除
⑤ 必要な症例には近接臓器合併切除
(②③④⑤は症例に応じて行う)
(すでに付属器切除がされている場合、①は省略される)
主要評価項目;手術日から 30 日以内の医療介入を必要とする周術期合併症(腸閉塞、感染、臓器損傷等)の発生
副次評価項目;手術時間、術中出血量、輸血率、術中合併症の有無、術後合併症の有無、術後 QOL の評価
これらを検証し、腹腔鏡手術の安全性、有効性が開腹手術と同等であることを比較証明する。