十二種類の腫瘍抗原ペプチドによるテーラーメイドのがんワクチン療法
じゅうにしゅるいのしゅようこうげんぺぷちどによる てーらーめいどのがんわくちんりょうほう
適応症
ホルモン不応性再燃前立腺がん(ドセタキセルの投与が困難な者であって、HLA-A24が陽性であるものに係るものに限る。)
技術の実施期間
2010/06/01~2019/11/30
療養内容
まず、血液検査にてヒト白血球抗原(HLA)のタイプがHLA-A24陽性であることを確認する。
次に、HLA-A24により特異的に抗原提示される12種類のがんペプチドに対する血液中の抗体量を測定し、抗体量の多い、つまり免疫反応性が高いと推測されるがんペプチドを最大4種類まで選択する。
以上のように患者個別に選択したがんペプチドワクチンを、それぞれ週に1回の頻度で皮下注射し、計8回投与にて第1治療期間終了とする。第2治療期間以降は2週間に1回の頻度とし、1治療期間の投与回数は同様に計8回とする。