適応症
感染性心臓疾患、大動脈基部置換術後の弁機能不全または仮性動脈瘤(りゅう)に対する再手術、肺動脈閉鎖または狭窄(さく)を有する先天性心疾患、自己肺動脈弁を用いた大動脈基部置換術、右室流出路再建術後の弁機能不全または仮性動脈瘤に対する再手術
技術の実施期間
2026/06/01~
療養内容
当該技術は、心臓移植レシピエントの摘出心から心臓弁を採取、凍結保存し、これを感染性心臓疾患や小児、若年者における心臓血管疾患の外科的治療に際し移植するもので、手順の概要は以下のとおりである。
本邦において非生体ドナー由来の凍結保存同種組織・血管組織の移植医療は、保険診療として実施(K939-6凍結保存同種組織加算)されており、従来の非生体ドナー由来と比較して、当該手術の心臓移植レシピエント由来の凍結保存同種心臓弁組織の移植医療の安全性および有効性を検証する。
1. 心臓移植を受ける者から摘出した心臓から、大動脈弁および肺動脈弁を採取する。
2. 採取した大動脈弁および肺動脈弁について、保存作業を実施し、液体窒素下で凍結保存する。
3. 感染性心臓疾患や小児、若年者における心臓血管疾患の患者の治療に際し、凍結保存された大動脈弁もしくは肺動脈弁を解凍し、移植する。
4. 移植後の経過について評価を行う。

