着床前胚異数性検査2
ちゃくしょうまえ はいいすうせいけんさ に
適応症
不妊症(卵管性不妊、男性不妊、機能性不妊または一般不妊治療が無効であるものであって、これまで反復して着床もしくは妊娠に至っていない患者もしくは流産もしくは死産の既往歴を有する患者に係るもの、または患者もしくはその配偶者(届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む。)が染色体構造異常を持つことが確認されているものに限る。)
技術の実施期間
2025/04/01~
療養内容
卵巣刺激、採卵は各施設が行っている通常のARTの方法にて実施する。受精後一定期間培養した後に、胚盤胞の栄養外胚葉細胞trophectodermの一部を生検し、各体外受精実施施設からPGT-A検査関連試薬を用いて検査を提供している衛生検査所(検査受託機関)へ移送する。生検された細胞のDNAを増幅し、アレイCGH法により染色体数的異常の判定を行う。その後、検査実施医療機関において、改めて患者に解析結果を開示し、カウンセリングを行った上で移植胚を選択する。移植胚数は単一とする。