重症低血糖発作を伴うインスリン依存性糖尿病に対する脳死ドナー又は心停止ドナーからの膵島移植
じゅうしょうていけっとうほっさをともなう いんすりんいぞんせいとうにょうびょうにたいする のうしどなーまたはしんていしどなーからのすいとういしょく
適応症
重症低血糖発作を伴うインスリン依存性糖尿病
技術の実施期間
2010/11/01~2020/08/31
療養内容
膵島移植は、血糖不安定性を有するインスリン依存状態糖尿病に対して、他人より提供された膵臓から分離した膵島組織を移植することで血糖の安定性を取り戻すことを可能とする医療である。局所麻酔下に膵島組織を門脈内に輸注する方法で移植され、低侵襲かつ高い安全性を有することが特徴である。本治療法においては、血糖安定性を獲得するまで移植は複数回(原則3回まで)実施でき、免疫抑制法は新たに有効性が確認されているプロトコールが採用されている。